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農水省がみどり戦略の進捗状況を発表
農林水産省は、2021年5月に策定した「みどりの食料システム戦略」で掲げる、化学農薬や化学肥料の使用量低減に向けた実績値を示しました。
みどりの食料システム戦略では、化学農薬の使用量を2030年に10%、2050年に50%低減させる(2019年比、リスク換算)ことや、化学肥料の使用量を2030年に20%、2050年に30%低減させる(2016年比)ことを目標に設定しています。
今回発表された2021年の実績値は、化学農薬が21,230、化学肥料が85万トン。基準年と比較して、化学農薬が約9%、化学肥料が約6%減少したことが分かりました。
農水省では、今後も化学農薬のみに依存しない「総合防除」や有機農業、可変施肥技術の実証実験や堆肥の利用拡大などを推進する方針を示しています。
SAc WEBでは、みどりの食料システム戦略に関する情報を発信しております。合わせてご覧ください。