
- 2026年7月
- 2026年5月
- 2026年1月
- 2025年12月
- 2025年9月
- 2025年8月
- 2025年7月
- 2025年5月
- 2025年4月
- 2025年2月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年8月
- 2023年4月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年8月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
第1話・ビールとソーセージの国?データで読み解く「ドイツ農業」
SAcの読者の皆様、初めまして。Agriclue(アグリクルー)合同会社のベネディクト・ライフェンラートです。今回から、私の母国ドイツの農業事情や、最新のスマート農業のトレンドについて連載をお届けいたします。初回は、基礎知識として「ドイツ農業の全体像」についてお話しいたします。
国土の半分が農地!
ドイツの国土面積は日本とおおよそ同じですが、風景は大きく異なります。ドイツでは国土の約50.2%が農業に利用されており、農地面積は約1,660万ヘクタールに上ります。また、全人口のうち約4,700万人が農村地域に住んでおり、これはドイツの総人口の半分以上を占めています。
経営規模
日本の農業と比較して最も驚かれるのは、その規模の違いです。
- 農業経営体数: 約5万戸
- 専業農家の割合: 約45%
- 1経営体当たりの平均面積: 約66ヘクタール
広大な農地の大半は、畑(1,165万ヘクタール)と牧草地(473万ヘクタール)で構成されています。
パン文化を背景に、小麦の栽培面積がトップ
ドイツの主な農作物は以下の通りです。

また、ドイツといえば肉や乳製品のイメージがある通り、畜産も非常に盛んです。

わずか1.2%の就業者で支える高い生産性
実は、ドイツの全就業者のうち、農業就業者の割合はわずか1.2%に過ぎません。この少人数で広大な農地を効率的に管理し、高い生産性を維持できている背景には、大型の農業機械や最先端のスマート農業技術の導入があります。
次回は、この広大な農地を管理するために、ドイツの農家がどのような「スマート農業技術」を導入しているのか、その実態と直面している課題について詳しく解説します。どうぞお楽しみに!
執筆者プロフィール
ベネディクト・ライフェンラート(Benedikt Reifenrath)
Agriclue合同会社 代表
ドイツ・ボン大学農学部を卒業後、来日。2020年に京都大学大学院地球環境学舎を修了し、在日ドイツ商工会議所(東京)を経て、2025年にAgriclue(アグリクルー)合同会社を設立。日本の農業現場の課題や農家の声を直接、欧米の農業機械・資材メーカーへと届ける橋渡し役を担う。本連載では、日欧の農業事情や最新トレンドを独自の視点で発信していく。京都市在住、30歳。
メール:benedikt.reifenrath@agriclue.co.jp








