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EA2020 ×「いろは」で農薬散布が変わる!

この記事は、法人会員・旭テクノロジーとのコラボレーション記事です。内容は2020年12月時点の情報に基づいて書かれていることを予めご了承ください。

 

 

ドローンビジネスにおいて、農業分野でのドローン需要は非常に高まってきていることをお伝えしております。

旭テクノロジーは今夏EAVISIONの「EA2020」という完全自律飛行ドローンの取扱いを開始しました。このドローンが一体農業とどのように関係してくるのでしょうか?機体について詳しくご紹介していきます。

 


 

1. EA VISIONとは

 

EA VISION社は、アメリカのシリコンバレーに拠点を置く、中国のドローン企業です。これまであまり知名度は高くありませんでしたが、旭テクノロジーとの提携の影響も含めて、日本国内での知名度が上がりつつあります.。

取り扱っているドローンについてはEA2020のみですが、優れた農薬散布機能を持っており、ドローンを使った農薬散布における様々な課題を解決する希望が持てる製品となっています。

EA VISIONの公式サイトを見ると、農薬散布における問題について次のように明言しています。

 

世界では、毎年約20万人が農薬中毒で亡くなっているのです。この問題が知られることとなったきっかけは、2017年の国連の報告書です。日本ではなかなか想像がつきにくいことだと思いますが、なぜこのような問題が起きているのでしょうか。それは、農園の広さにあります。この場合の農薬中毒というのは、農業従事者が農薬散布を行う特に、農薬をなんらかの形で体内に取り込んでしまうことによって発生するものだと考えてください。外国の農園というのは、日本のそれとは比較にならないほど広大である場合が多いです。その広い土地で人間が大量の農薬をまき続けるリスクを想像してみてください。人間の手によって農薬を散布する時には、防護服のようなものを着て農薬を取り込まないように行います。日本だとこれが当たり前になっていますが、新興国などではそうではありません。そういった装備が整わないまま、農薬散布を行っている場合が多々あるのです。農業従事者はわたしたちの命を支える大切な仕事をしていますが、こうした健康被害の危険に常にさらされていると言っても過言ではありません。EA VISION社は、こうした問題を解消するために、EA2020の開発を行ってきたのです。

 

▲ EA2020 機体

 

◎EA VISION社公式ホームページはこちら

 

 

 

2. EA2020の特徴

 

EA2020は従来のドローンと明らかに違うところがあります。

これまでのドローンというのは、GPSによって飛行を行ってきました。GPSというのはわたしたちの生活にも密着している身近なシステムですが、そもそもはアメリカによって運用されている衛星測位システムのことを指します。

要するに、宇宙に打ち上げられている人工衛星を利用するのですが、これはアメリカによって打ち上げあげられた30個程度の衛星を利用しているにすぎません。人工衛星は常に動いていますから、時間帯や場所によっては正確な位置を測定するのが難しくなるという問題点があります。

 

これに対してEA2020では、GPS情報に合わせてネットワークRTKという基準局からの補正情報を利用することで、より正確な位置情報を取得することを実現しています。これによって、農薬をまきたい場所に正確にまくことができ、誤散布を防ぐことができるのです。このため、農薬の使用量の削減などが期待されます。

さらに、EA2020には高精度な自動障害物回避機能が搭載されていて、地形や段差を感知することで、作物に合った高さからの散布をすることができます。また、二回目以降の使用時から基地局の設置が不要になることも、従来から各段に利便性が上がったポイントなのです。

 

 

 

3. 葉色解析サービス「いろは」との連携

 

 

EA2020の機体自体が、高精度な農薬散布用ドローンであることがわかりますが、葉色解析サービス「いろは」との連携によって真価を発揮します。

 

 

3-1. 葉色解析サービス「いろは」とは

 

葉色解析サービス「いろは」とは、株式会社スカイマティクスによって提供されるクラウドサービスです。「いろは」に関しては、以前別記事で詳しくご紹介していますので、そちらをご参考にしてください。

 

【関連記事:葉色解析サービス「いろは」とドローンの可能性

【関連記事:ドローン画像を「価値ある情報」に変える圃場管理サービス『いろは』とは?

 

 

3-2. 「いろは」とEA2020のの連携

 

先ほどご紹介した記事にも書いてありますが、「いろは」は下記を得意としています。

 

・ドローンで撮影した画像を圃場の位置情報をもとにマッピング

・生育状況をデータ化し、蓄積、保存

・圃場内の生育ムラをカラー化し、視覚化

・オルソ補正を利用した圃場の地図の作成

・DSMを利用した圃場の高低差の把握

 

EA2020を利用することで、正確な位置情報のもと上記の特性を生かすことができるようになります。また、完全自律飛行となりますので、作業従事者はタブレットやスマートフォンから、ドローンの飛行経路を指定し、そのまま農薬散布を始めることができます。これによって、従事者の作業時間の大幅な削減と共に、農薬にさらされることのない安全な農薬散布を実現することができるのです。

 

 

 

4.  EA2020農業コースについて

 

このように、農業用ドローンは進化を続けており、ますます需要が高まっています。こうした時代の流れで、農業用ドローンを導入しようと考える農家さんや、代行サービスを新たな事業として展開しようと考える経営者の方も少なくありません。

旭ドローンスクールでは、こうしたニーズに合わせて「EA2020 農業コース」というコースをご用意しています。最後に少し紹介させていただきたいと思います。

 

 

4-1. 取得できる資格

 

この講座で使う機体は、EA2020という機体です。この機体を使った講習で取得できる資格は「EA2020」の操縦士資格となります。農薬散布の最新テクノロジーを導入することが可能となるEA2020の機体の資格と取得しておくことは、農業を継続していくにあたりうってつけのコースであるといえます。

 

 

4-2. 講座内容

 

講座は、座学と実技に分かれています。座学が1日間、実技が3日間の合計4日間の構成となっています。

内容としては、農薬散布に関する基礎基本からドローンの基本的なしくみなどの知識、そしてドローンの基本的な操作方法と農薬の散布方法といった技術です。座学では、農薬の基本のみならず法律や規制の最新情報を得ることができます。

全ての日程をクリアすると、実技試験があり知識と技術が身についたかどうかを確認することができます。

 

※画像はドローン教習のイメージであり、「EA2020 農業コース」とは異なります。

◎EA2020特設サイトはこちら

 

 

 

5. まとめ

 

ドローンによる農薬散布は資格がなくても実施することができます。

ただし、通常の農薬散布とは違ってドローン自体の規制や法律などが関わってきますので、農薬に関する知識だけでは対応できない部分があります。このため、農家の方が独学で農薬散布のドローンを導入するとなると、かなり勉強が必要となるのが現状です。

講習を受けることで経済的なコストはかかりますが、短期間でしっかり学ぶことができるため、「EA2020 農業コース」はおススメです。EA2020の導入を検討される場合は、まずデモフライトをご覧になり、受講を検討してみるといいかもしれないですね!

 

 


※テキストは法人会員・旭テクノロジーHPより転載。

 

 

■ 法人会員【旭テクノロジー】について ■

兵庫県に本社を構える「未来の社会を支えるエンジニア集団」。

ドローン事業では、ドローンスクールの運営と、空撮・農薬散布・インフラ点検などのドローン・ソリューションの提供、各種ドローン本体や周辺機器の販売・メンテナンスを行っています。

ホームページでは、ドローンのお役立ち情報を発信しています。農業分野でドローンのご活用をお考えの方にピッタリの情報が多数掲載されておりますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

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