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Sunshine Delightによる特別編!「農業者が知っておきたい紫外線対策」第3話・日焼け止めの特徴と真夏の太陽から身を守る理想的な格好について

はじめに

こんにちは。「太陽の下で安心して暮らせる環境をつくる」ことを理念とした株式会社Sunshine Delightの代表を務めている伊藤瑛加です。

第1話、第2話では紫外線や紫外線対策、子どもの対策の必要性の有無についてお話しました。

今回は、「農業者が知っておきたい紫外線対策」最終話ということで、紫外線対策として有効な日焼け止めについて、製品選びの参考となる「SPF、PAとは?」「紫外線吸収剤と紫外線散乱剤(反射剤)とは?」、そして最後に「真夏の太陽から身を守る農業者の理想的な格好は?」についてお話をします。

前回と同様、農作業や日常生活にも関係する内容ですので、是非、ご家族でご覧いただけると幸いです。

 

● 第1話「紫外線について」はこちら

● 第2話「効果的な紫外線対策と子どもへの必要性」はこちら

 

 

SPF、PAとは?

紫外線対策として日焼け止めのお話をすると、「日焼け止めは商品が多くてどれを使えばいいのか分からない」というお声をよくいただきます。私も紫外線について学ぶまでは、正直、パッケージデザインや価格で選んでいました。

選択の参考として役立つのがSPFとPAの数値です。SPFはUV-B、PAはUV-A(UVの種類については、第1話をご覧ください)を防ぐ指標で、それぞれ0~50+,+~++++で表示されます。これらは、数が高くなるほど防御効果が高くなります。

SPFの数値は、数値倍紫外線の浴びる量や時間を防止できるということです。具体的な例としては、外に出た際に10分で日焼けをする人がSPF30を使用している場合、10分×30=300分日焼けを遅らせることが出来ます。ただし、SPF、PA共に防御効果は汗やタオルの使用によって日焼け止めが流れると下がってしまうので、2-3時間おきに塗り直すことが推奨されています。

使用用途に応じたSPF、PAの値については、日本化粧品工業連合会が【資料1】のように発表しています。日焼け止め選びの際にご活用ください。

 

【資料1 生活シーンに合わせたSPF、PA値】

出典)日本化粧品工業連合会編『化粧品防止用化粧品と紫外線防止効果』

 

 

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤(反射剤)とは?

日焼け止め選びの参考としては、紫外線防止剤の種類と特徴に着目することも有効です。紫外線防止剤には、その成分自体が紫外線を吸収し、熱などのエネルギーへ変換することによって皮膚へ紫外線が届くのを防ぐ「紫外線吸収剤」と、成分が紫外線を反射させることによって皮膚への紫外線暴露を防ぐ「紫外線散乱剤(反射剤)」があり、紫外線吸収剤の主成分としては「メトキシケイヒ酸オクチル(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)、ジメチルPABAオクチル、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン」、紫外線散乱剤(反射剤)の主成分としては「酸化亜鉛、酸化チタン」があります。

特徴として、紫外線吸収剤には皮膚に塗った時に白く見えないという優れた点がある一方で、肌の敏感な方だとまれにアレルギー反応が出る場合があります。紫外線散乱剤は、塗った際に少々白くなるものの、アレルギー反応が出ることはほとんどありません。

多くの日焼け止めは、これら2種類の成分が組み合わされていますが、子ども用や肌が敏感な方用の日焼け止めでは、紫外線散乱剤のみを使用されている(多くは「紫外線無配合」や「紫外線吸収剤フリー」といった表示があります)製品もあります。

日焼け止めの製品に含まれている成分は全て容器などに表示されているので、成分の特徴に合わせてご自身に合ったものを選択することをおすすめします。

 

※参考資料:紫外線環境保健マニュアル2020

 

 

真夏の太陽から身を守る農業者の理想的な格好は?

紫外線対策の権威佐々木政子先生が編著する『学んで実践!太陽紫外線と上手につきあう方法』では、屋外で長時間作業する農業者が「日射の直射光と熱」、「可視光のまぶしさ」、「紫外線の光」をそれぞれ防御する理想的な格好として、沖縄県石垣島の農作業者のいでたちを取り上げています(【資料2】参照)。

それぞれの部位の特徴としては、つば広帽子はつばが7cm以上、表は白・裏地は色付き、サングラスはUVカット機能付き、タオル・スカーフを用いた襟元カバー、使用用途に合った日焼け止め、長袖長ズボンの衣服の布地は熱をため込まない白やクリーム色などの淡い色でUPF15以上、そして熱中症予防の飲み物となっています。

環境によって農業の各分野に適した格好は異なりますが、真夏の「太陽の下」での作業であることには変わりありません。

何か1つでも参考にしていただけると幸いです!

 

【資料2 真夏の理想的な太陽紫外線・熱中症防御スタイル】

出典)佐々木政子編著『学んで実践!太陽紫外線と上手につきあう方法』78頁

※イラストは出典資料を参考とした独自作成です。

 

最後に

「農業者が知っておきたい紫外線対策」について、3話にわたってお話させていただきました。

本シリーズを通して、紫外線について理解を深めていただけましたでしょうか?

是非日々の屋外での農作業の際に、参考にしていただけますと幸いです。

 

弊社では、施設向け「無香料・無着色・紫外線吸収剤フリー」の大容量ボトル型日焼け止めの販売を行っています。

2話でご紹介した子どもたちに向けた紫外線対策教材は、日焼け止めの購入特典としてホームページからダウンロードが可能です。JAタウンにて販売中ですので、是非、ご覧ください。

お読みくださり、ありがとうございました!

 

よろしければ、株式会社Sunshine Delightで運営するホームページやSNSもご覧ください。

株式会社Sunshine Delight 公式HP

Instagram

 


 

■執筆者プロフィール

株式会社Sunshine Delight

代表取締役社長

伊藤 瑛加(いとう えいか)さん

 

2019年7月、高校3年生にして株式会社Sunshine Delightを設立。同社の代表取締役に就任。2020年3月に中央大学附属高等学校を卒業し、同年4月に中央大学法学部へ進学。2021年現在も在学中。

「農業者の母親への紫外線の影響を目の当たりにし、紫外線対策の重要性を感じたこと」から起業し、学生メンバーとともに企業理念である「太陽の下で安心して暮らせる環境を」を追求する。

 

☆アグレポにも登場!

学生起業家の原点をご覧ください。

Report. 14  AgVenture Lab × Sunshine Delight