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酵素の力で作物残渣を分解!酵素資材のご紹介②
長いもネットの軟化、崩壊を促進!
植物繊維分解酵素入り資材
「酵素の効果」
賛助会員・株式会社メニコンでは、コンタクトレンズの洗浄液などを開発する過程で発見した酵素を応用した、新しいタイプの分解材の開発を行っています。
前回の稲わら分解促進材「アグリ革命アクア」に続いて、今回は3種類の酵素で長いも収穫後の悩みを解決する「酵素の効果」をご紹介いたします。
メニコンの酵素資材第2弾
長いもツルの処理に効果を発揮
長いものツルが絡まったネットは収穫後の大きな悩みの種です。ネットに絡みついたツルは外そうとしてもなかなか外れず、自然分解に任せると時間がかかってしまいます。環境への配慮から野焼きは禁止されているので、廃棄する場合は廃棄物として処理することになりますが、ツルがネットに絡みついたままでは廃棄物処理費がかさんでしまいます。
この問題の解決に役立つのが「酵素の効果」です。東北地方で長いもに対する使用試験が行われ、効果が認められて商品化された酵素資材です。
● 比較試験
「酵素の効果」を散布したネット(写真右)と、何も散布していないネット(写真左)の比較写真です。
拡大写真を見てもわかるように、散布したネットにはツルがほとんど絡んでいません。
厳選した3種類の酵素を配合
水で希釈できる液剤タイプ
「酵素の効果」には3種類の分解酵素が配合されています。これらの酵素が植物の表面層を破壊し、植物組織を破壊させ、セルロースを溶解して長いものツルの分解を早め、ネットからの分離を促進します。
「酵素の効果」は液剤で、ボトルは1本500ミリリットル入りです。これを水で希釈して散布してください。希釈倍率は自由ですが、1本100~200リットルの水で希釈するのが目安で、1本のボトルで約10アール分の長いものツルを処理できます。
❑ 使用方法
・長いものツルの残渣に、消雪後などなるべく早めに散布します。
(春の散布をおすすめします)
・10アール分の長いものツルに対し、本製品1本を水で希釈して散布します。
(目安は100~200L)
・たい積物に浸透するよう、まんべんなく散布します。
・窒素成分を同時に散布することで、さらなる効果が期待できます。
(尿素2kg程度)
・散布後に酵素の活性化を高めるために、ビニールシートをかぶせ、温度を高めるのがおすすめです。(5月末頃まで)
・秋にネットのみを取り出します。
作物の収穫後に発生する作物残渣を酵素の力で分解する株式会社メニコンの分解促進材。
「酵素の効果」は、今後さらに試験を進め、他作物への使用や処理方法の拡大などが検討される予定です。
●株式会社メニコン 環境・バイオ事業 HPはこちら
●酵素資材「アグリ革命アクア」の紹介記事はこちら