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農林水産省が27の優れた技術・品種を選定
農林水産省HPより引用
6月25日、農林水産省は全国の研究機関から新たに創出された研究成果のうち、現場への導入が期待される27の優れた研究成果を「最新農業技術・品種2021」として公開しました。この程公開された「最新農業技術・品種2021」は、作目ごとに分けられており、多岐にわたる栽培技術・品種が選定されています。選定されたものの中から、北海道に関連する技術・品種を一部抜粋してご紹介いたします。
● そば 収量性と容積重に優れるソバ品種「キタミツキ」
(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター)
現在の主要品種であるキタワセソバに比べ、収量・品質ともに高いと認められた新品種です。キタワセソバの品種登録から約30年が経過し、優れた後継品種の育成が求められていたこともあり、キタミツキの開発は大きな成果と考えられています。
● 畜産 質、量、強さ!3拍子そろった牧草チモシー「センリョク」
(地方独立行政法人北海道立総合研究機構 北見農業試験場)
既存品種のキリタップと比べ、倒伏しにくく多収で、より品質の高いサイレージとなること、家畜の採食量の向上が認められた新品種です。
● その他 簡単にできる!傾斜畑の土壌流亡対策
(地方独立行政法人北海道立総合研究機構 中央農業試験場)
生産者が普段使用している作業機を使って取り組むことができる傾斜畑の土壌流亡対策として、「土層改良」と後作緑肥の「部分不耕起」を提唱しています。2つの対策法を併用することで抑制効果がさらに向上することが認められました。
(一部抜粋)
このほかにも、水稲や野菜の生産に応用できる技術や、スマート農業に関連する技術が公開されています。一度農林水産省HPをご覧になってみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちらをご覧ください。