総務省北海道総合通信局は、道内におけるスマート農業の社会実装を推進するため、「スマート農業のための無線システム活用ハンドブック」を取りまとめて公表しました。

北海道内では、ICTを活用したスマート農業の社会実装に向けた取り組みが進展していますが、広大な面積をカバーするには無線による高速・大容量のデータ通信の活用が有効です。スマート農業の導入を検討されている方々に向けて、そのような通信技術を選択する際の考え方や留意点等を整理されていたハンドブックになっています。

スマート農業に関心をお持ちの方は、参考にされてみてはいかがでしょうか。

◯ ハンドブックの構成

第１章 スマート農業×電波利用の事例研究・分析
スマート農業の導入に向けて行われている実証事例（ロボットトラクタ、ドローン、センサー）が紹介されています。既に製造・販売されている機器のほか、中には試験的に開発されている機器も含まれています。

第２章 スマート農業に用いられる無線システムの特徴
無線システム（５Ｇ、４G、Wi-Fi、RTK他）ごとの特徴が紹介されています。

第３章 スマート農業におけるWBB活用パッケージ
導入したいスマート農業に対して、どの無線システムを利用すべきかの検討材料が紹介されています。

第４章 無線システム導入のための手続等
無線システムに係る法律上の申請手続きのほか、後半部分には総務省による自治体向けの支援事業が紹介されています。

第５章 用語集

その他 参考情報
スマート農業関連の情報や、相談先が掲載されています。

総務省ホームページに公開されていますので、是非ご覧ください。