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日本化薬が開発した産業用ドローン向け緊急パラシュートシステム「PARASAFE®」
SAc賛助会員の日本化薬株式会社は、日本初の産業用ドローン向け緊急パラシュートシステム「PARASAFE®︎」の販売を開始しました。
2022年度中に実現予定の「有人地帯でのドローンの目視外飛行(レベル4)」に向けて、人命やドローン機体本体、搭載物を守る安全部品として注目を集めています。
■ PARASAFE®︎とは
PARASAFE®︎は、飛行中のドローンが不測の事態でドローンがコントロールを失った際に、極少量の火薬を用いて緊急パラシュートを射出・展開し、安全にドローンを降下させる装置です。ドローンの飛行に異常を検知した際に、専用のコントローラーでドローンに搭載された「PARASAFE®︎」に無線信号を送ることでパラシュートが作動する仕組みです。現在、ドローンの飛行や角度、速度を計測し、ドローン落下時に自動で作動する自動トリガーシステムも開発が進められています。
日本化薬株式会社は、エアバッグ用インフレータやシートベルト用ガス発生装置等の自動車用安全部品の開発・製造・販売をグローバルで展開されており、PARASAFE®︎は自動車エアバッグに使われている技術を応用して開発された製品です。
■ PARASAFE®︎ の3つの特徴
◯ 高速展開
異常時に素早く作動し、およそ1.5秒でパラシュートを張ることが可能です。
◯ 誤作動の防止機構
予期せぬ起動がないように安全ピンで通電回路を遮断しているため、誤作動の危険性はありません。
◯ 大きな効果
11㎡の大型パラシュートを使用しているため、落下の衝撃を抑えて緩やかに着陸します。
パラシュート使用時の降下速度は3m/s(9kgでの降下速度)。パラシュート不使用時は、使用時と比べて6倍以上の速度が発生することが実証実験で確認されています。
※機体重量9kg、投下高度35mでの場合
■ 万が一の際に被害を軽減
◯ 空撮ドローン:被写体やドローン本体を保護
◯ 物流ドローン:ドローンに搭載された荷物を保護
◯ 点検ドローン:点検対象物近辺の道路や施設への落下衝撃を軽減することで二次災害を軽減
◯ 測量ドローン:ドローンに搭載された高額なレーザー機器等を保護
■ 製品仕様
型式 PS CA12-01
適用重量 最大飛行総重量25kg
外形寸法 Φ130×H154mm
本体重量 930g (パラシュートデバイス) / 120g (トリガーデバイス)
パラシュート面積 11㎡
降下速度(理論値) 6m/s (総重量25kgでの使用時)
展開高度 30m〜150m
※現在15kg、50kg、150kgドローンに適用する製品を開発中
■ お問い合わせ先
【PARASAFE®︎製品に関するお問い合わせ】
日本化薬株式会社 セイフティシステムズ事業本部 エアロ事業推進室
PARASAFE®︎ 技術営業チーム 玉城
TEL:079-264-4971 問い合わせフォームはこちら
【上記以外の日本化薬に関するお問い合わせ】
日本化薬株式会社 コーポレート・コミュニケーション部
TEL:03-6731-5237