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第6回スマート農業共同体定期総会および講演会を開催
スマート農業共同体(SAc)は11月28日(火)、ホテルエミシア札幌にて第6回定期総会を開催しました。
総会は、会場からオンライン中継を行うハイブリッド形式で開催し、会員企業・団体の皆さまにご出席いただきました。ステアリングコミッティ委員長の北濱宏一が議長を務め、第5期の各種実績報告や第6期の活動計画、収支予算などが審議され、承認されました。
総会終了後には講演会を開催
北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの星野洋一郎様、一般社団法人北海道農業機械工業会専務理事の竹中秀行様をお招きし、スマート農業に関する会員向けの講演会を実施しました。
講演1 北海道大学スマート農業教育拠点の取り組みについて
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター教授 星野 洋一郎 様
日本初、国内唯一のスマート農業教育の拠点校として、2022年に北海道大学構内に設立された「北海道大学スマート農業教育拠点」。同拠点では、スマート農業の社会実装に向けた教育プログラムの開発を目的として、道内外で実践型の研修会や出前授業を開催しているほか、場所や時間を問わずどなたでも最新の農業について学ぶことのできる「スマート農業オンライン講座」・動画に対応したテキスト教材「フォローノート」を手掛けています。「スマート農業オンライン講座」には、基礎編・応用編合わせて約20コンテンツが収録されており、YouTubeやgaccoにて無料で閲覧できます。
同拠点は教育プログラムの拡充を目指して、本年12月末に学習用WEBサイトを公開予定です。研修会やスマート農業の教材の詳細は、下記連絡先までお問い合わせください。
【北海道大学スマート農業教育拠点 お問い合わせ先】smart@fsc.hokudai.ac.jp(担当:石山様)
講演2 アグリテクニカ 2023について
一般社団法人北海道農業機械工業会専務理事 竹中 秀行 様
11月14日(火)から18日(土)にかけてドイツ連邦共和国にて開催された「アグリテクニカ2023」の様子や、EUにおける農業先進技術のトレンドについて、展示会当日の写真を用いて紹介されました。農家戸数の減少や高齢化に伴い、一層の作業効率化が求められる北海道農業については、「地域の実情に合わせ、最新のスマート農業機器・技術の活用方法を模索することが重要」と述べられました。
※アグリテクニカ とは
1985年以降、ドイツ農業協会によって2年に1度開催されている世界最大の農業機械展示会。39haの展示場を会場に今年は52ヵ国2,812社が出展し、149ヵ国から過去最高の47万人が来場しました。
SAcでは引き続き、北海道内におけるスマート農業の現場実装に向けたさまざまな取り組みに挑戦してまいります。
【関連リンク】
● 北海道大学スマート農業教育拠点
● スマート農業オンライン講座
● 一般社団法人北海道農業機械工業会