11月18日、酪農学園大学で「アスパラガスサミット2023」が開催されました。
このイベントは、生産量の減少が続くアスパラガス関連業界を盛り上げようと実行委員会が企画したものです。会場参加とオンライン参加が可能なハイブリット形式で実施され、アスパラガス栽培における全国の好事例や最新の栽培ノウハウ、各種アグリテックなどの情報が関係者間で共有されました。

●セッションに登壇するルートレック・ネットワークス代表の佐々木伸一様

「アスパラガス栽培におけるアグリテックの活用」と題したセッションには、SAc会員より株式会社ルートレック・ネットワークスが登壇。資材高騰や環境負荷低減などの課題を解決するソリューションとして同社が提供する「ゼロアグリ」で実現できることと、関東や西日本における導入事例を紹介しました。

●注目のアスパラガス栽培技術「枠板式高畝栽培」の施設見学ツアー。参加者からは導入に関する多くの質問が投げかけられました

●会場にはブース展示エリアも設けられ、SAc会員のサングリン太陽園が出展しました

イベントのモデレーターを務めた酪農学園大学の園田高広教授は、「オフラインとオンラインを合わせて全国各地から大変多くの方に参加をいただき、アスパラガス栽培に関する情報への関心の高さを感じる。情報を欲しているアスパラガス生産者が集まり、学び合うことが出来る今回のようなイベントが今後も全国各地で開かれてほしい。」と期待を寄せました。