法人会員の北日本スカイテックは、2022年より、北海道胆振東部地震によって発生した大規模な土砂崩れの治山工事において産業用無人ヘリコプターを活用した種子等の空中散布を行っています。

森林の機能が失われてしまった斜面の治山工事を効率よく進めることに貢献している産業用無人ヘリコプターによる散布作業。本年は、6月27日（月）と28日（火）の2日間で、1回目の作業が実施されました。

水稲や麦などへの農薬散布と異なり、治山工事では勾配のきつい急斜面に対して、機体の高度を一定に維持しながら均一に種子等を散布していくため、農業利用とは違った操縦技術が必要になります。
北日本スカイテックの経験豊富なオペレーターとナビゲーターが、安全を考慮しながら丁寧に作業を進め、牧草の種子・藻・肥料計800kgほどを無事撒ききりました。

このまま順調に生育し、緑豊かな姿を取り戻してほしいと切に願います。

▼昨年同社が行った散布作業の様子がこちら