スマート農業共同体(SAc)の第5回定期総会が2月8日（水）に行われました。

総会では、議長を務めたステアリングコミッティ委員長・北濱宏一の進行のもと、第4期の各種実績報告や第5期の活動計画、収支予算などが審議され、無事に終了しました。本共同体は、今期もスマート農業の実装をひろめていくために「農業に関わる皆さまのつながる場」となれるよう、様々なご意見・アイデアを頂戴しながら活動してまいります。
なお、昨年に引き続き、感染症対策や遠方の会員の利便性を考慮し、ホテルエミシア札幌会場からオンライン配信も行うハイブリッド開催としました。

SAc会員限定の特別講演会も開催
総会終了後には、生産者で構成されているSAc一般会員の方もお招きしてSAc会員限定の特別講演会を実施。今年は宇宙航空研究開発機構「JAXA」より、新事業促進部参与の松岡一郎氏を講師にお招きし、「明日の農業を考える」～宇宙ビジネスとのシナジーの可能性～という演題でご講演いただきました。

JAXAでは、宇宙ビジネスの裾野を広げるという国の方針にそって、宇宙産業に関わる企業を増やすための取り組みを進めています。今回の講演会においても、地上ビジネスにおける宇宙利用に関する全国各地の好事例をお話いただくとともに、「宇宙という視点から皆さんの業務をアップデートしませんか。JAXAは宇宙に関心を寄せる方とカジュアルに対話をしていきたい」と呼びかけていました。
講演後には、松岡氏との名刺交換を求める参加者の列ができるなど、特別講演会は盛り上がりをみせました。

●会場とオンラインで、沢山の方が聴講されました