北海道農政部は、全道の農業改良普及センターで取り組んでいるスマート農業の普及活動事例をまとめ、ホームページで公開しています。先日公開された2022年度版の事例集では、水稲、畑作、野菜、畜産などの分野別に道内各地の取り組み全14事例が紹介されています。

水稲
・蘭越町におけるスマート農業の取組  (後志)

畑作
・大豆における生育センシングと可変施肥技術の試行  (空知)
・小麦の町びえい・衛星リモセンで小麦の安定生産を目指す  (上川)

野菜（露地）
・土地利用型作物の省力化に向けたICT活用の実証  (十勝)

野菜（ハウス）
・次世代へつなげる活気あふれる地域農業の実現  (胆振)
・環境モニタリング機器を活用したトマトの栽培管理支援  (日高)
・ハウス立茎アスパラガス栽培への自動かん水の導入に向けて  (檜山)

畜産
・ICT活用による草地生産性の向上  (石狩)
・ICTの導入で生乳生産性の向上と省力化を実現!  (渡島)
・ほ場管理システムの活用で収穫作業の効率化  (宗谷)
・搾乳ロボットデータ活用による給与飼料調整の支援  (釧路)
・スマート酪農導入事例集を発刊  (根室)

その他
・農業女子のための機械研修会の開催  (留萌)
・ICT活用による地域農業生産基盤の確立  (網走)

北海道では、スマート農業の普及・定着をはかるため、全道44ヶ所すべての農業改良普及センター本所・支所においてスマート農業相談窓口を設置しています。地域でスマート農業技術の導入をお考えの皆さまは、ホームページで公開されている事例をご参照のうえ最寄りの普及センターにご相談ください。