5月27日、「令和 3 年度 食料・農業・農村白書」が閣議決定されました。

政府では、食料・農業・農村は国の存続における基本と捉え、業界の動向や施策、翌年度以降の方針などを白書としてとりまとめて年に1度公表しています。

先日公表された令和3年度版の白書は、第1部で食料・農業・農村の動向を、第2部では令和3年度の施策についてまとめられています。第1部の冒頭では7つのトピックスが紹介され、SAc活動の軸である「スマート農業」や、今後の農業の鍵を握る政策「みどりの食料システム戦略」などが取り上げられました。

続く特集ページ「変化（シフト）する我が国の農業構造」では、最新の農林業センサスの結果を踏まえ、これまでの農業構造の中長期的な変化がテーマに取り上げられました。

農業の持続的な発展のために、若年層の農業従事者の確保・定着と合わせて、農業従事者一人ひとりがこれまで以上に大きな役割を担う必要があることや、データ活用などのスマート農業の取組を行政が積極的に推し進めていくことが重要であると示されています。

農林水産省のホームページには、全文が簡潔にまとめられた「概要版」も公開されていますので、是非ご覧になってみてください。

詳しくはこちらをご確認ください。