SAcとは
スマート農業共同体(英語名:Smart Agri consortium、通称SAc)は、「農業」をキーワードに企業・生産者・消費者が「つながる場」です。
スマート農業に取り組み、もっと広めたい。そんな熱い想いをもった人たちが集い、出会う架け橋として、さまざまな活動を行っています。
ごあいさつ
一般社団法人 スマート農業共同体の発足にあたって
2018年に設立されたスマート農業共同体(通称:SAc)は、その5年後に2,000名もの農業者等が参加する団体となりました。そこで、今後の運用の透明性および対外的な責任を有する組織となって、さらなる活動の活発化を図るため、2024年に一般社団法人化するに至りました。
今日の日本および北海道農業では、担い手の減少と1戸当たりの生産面積の拡大が急速に進んでいます。また、農業生産による環境負荷軽減も大きな課題となっています。これらの課題に対応するためには、スマート農業技術を活用し、その革新的な技術を組込んだ新たな生産体系を構築することが不可欠です。
2024年には、「スマート農業技術活用促進法」が施行され、これまで以上に技術開発が進む状況となっています。その一方で、スマート農業技術の導入・維持のコスト増や機器の高度化等が社会実装の障壁になっているとの指摘もあります。
SAcでは、これまで、北海道スマート農業SUMMITの開催、モニター支援制度の運用および各種展示会への参加等の活動を行ってきました。今後は、「産官学民」の結びつきを一層強めて、ともに学び、ともに議論することで、スマート農業技術の確実な社会実装を目指します。
最後に、農業の未来を創出する志を持つ皆様のSAcへのご参加をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

SAc基本方針
当法人は、北海道農業の持続的発展に向けて、スマート農業等の先進的発想や技術、志を持った企業体や研究機関、行政、生産者等によるネットワークを構築し、スマート農業や新技術等を北海道農業の現場へ実装していくことを目的とする。
事業内容
- 1. スマート農業や新技術等に関わる情報等の調査及び研究に関する事業
- 2. スマート農業や新技術等に関する講習会、研修会及び展示会等の開催
- 3. 農業者の栽培技術や経営改善に資する調査及び研究に関する事業
- 4. 教育関係機関等に対する北海道農業に係る情報提供等に関する事業
- 5. 農業現場におけるカーボンニュートラルに関する調査及び研究等に関する事業
- 6. 会員に対する情報提供等に関する事業
- 7. 会員並びに関係機関、消費者等との交流及び連携に関する事業
- 8. その他当法人の目的を達成するために必要な事業
理事
氏名 | 所属 |
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園田 高広 | 酪農学園大学 教授 農学博士 |
北濱 宏一 | 株式会社サングリン太陽園 代表取締役 |
土屋 俊亮 | 株式会社 道銀地域総合研究所 会長 |
竹中 秀行 | 北海道農業機械工業会 専務 |
中島 和彦 | 株式会社北海道銀行 産業戦略部長 |
干場 法美 | 有限会社岐阜コントラクター 代表取締役 |
※敬称略
顧問
氏名 | 所属 |
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川村 秀憲 | 北海道大学大学院情報科学研究科 教授 |
園田 高広 | 酪農学園大学 教授 農学博士 |
横田 敏恭 | 横田コーポレーション 代表 |
對馬 誠也 | 特定非営利活動法人圃場診断システム推進機構 理事長 |
田中 英彦 | 拓殖大学北海道短期大学 学長 |
高橋 幸弘 | 北海道大学大学院理学研究院 教授 |
南部 雄二 | 一般財団法人 北海道農業近代化技術研究センター 専務理事 |
※敬称略
会員一覧
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規約
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